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【公式】TOKYO Whisky Library

フジロックフェスティバルが始まりましたが、今年は配信無しということで私は表参道お留守番ステージです。

気持ちはいつもフジロックと共にあるので出演者の音楽を聴いてみたりするのですが、やはり今夜はなんといっても池田亮司！
単独公演やインスタレーション作品は観てきましたが、フェスだと会場の雰囲気は随分異なったものになりそうですね。それともフェスの会場までも圧倒的な情報の洪水で飲み込んでしまうのでしょうか。こればかりは配信があっても味わえない部分でしょうね。
やはり現場が至高！

さて、池田亮司といえば天文学や量子力学などに基づくデータを視覚化・聴覚化した作品で皆様もよくご存知かと思います。
ダムタイプとしての活動の他、ドイツ音響派レーベル”Raster-Noton”からも素晴らしいリリースが多いですね。

こちらドイツのボトラーズ「スコッチユニバース」シリーズも、シンパシーがあると言えるのではないでしょうか。

「ALPHA CENTAURI V 160° U.4.1’ 1897.2”」

ケンタウルス座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ、“ケンタウルス座α星”の名を冠したこちら。

ボトルのコードにより、
熟成期間160ヶ月、アンピーテッド麦芽、熟成樽ファーストフィルソーテルヌワインバリック、グレントファース蒸溜所、
と紐解くことができます。

オフィシャルコメント
香り:フォレストハニー、レモンティー、リンゴの背景のほのかなタイムの香り まだ熟していない梨
味わい：香りよりも明らかに甘い。フォレストハニーに上質なスパイスを加え、ほのかなタンニン、キャラメリゼしたアップル、そしてわずかにまろやかな苦みが残る
フィニッシュ：甘く長い ほのかな果実へ変わり、心地よい苦味で終わりを迎える

全期間1st fillのソーテルヌカスクにして「香りよりも明らかに甘い」というこちらのボトル、先鋭的・実験的な電子音楽同様、”刺さる人には刺さる”かと！